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【こんな本読んだ】殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件
殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件


事実は小説より奇なり、とよく言うものだが。

この本、一言でいえば『キツい』。
普段からホラー系やミステリーなど読んでる人は平気かもしれないが
慣れてない人は読んだ後、暫く鬱を引きずる可能性があるので
読もうと思う人は自分の精神状態を見極めてから
ページを開くことをオススメしとく。

実際に起こった13の殺人事件の全容と、その後の話を
淡々とまとめたドキュメント。ノンフィクション。
新潮社から出ている「新潮45」という月刊誌に連載されているものを
文庫本にまとめたやつである。

この本、買ったのは2年くらい前。
買ってから通勤中に少し読んだが、朝から気分が凹むので
読むの辞めて放置してスッカリ存在を忘れてた。
先日、本棚を買い換えて手持ちの文庫本を整理してたら出てきたので
寝る前に読んでしまおうと枕元に置いといたのだが。

寝る前に読む本じゃなかった・・・・。

あまりの気色悪さに眉間に皺作りっぱなしなものの
どうしても閉じられず一気に全部読んでしまって、気づけば真夜中3時。
悶々として眠れなくなってしまった。

巻末の“あとがき”は作家の岩井志麻子。
この人自体はあまり好きではないけれど、そこに書いてある
各事件へのざっくばらんなコメントを最後に読んだら、
ほんの少し救われたが。

とにかく「自殺テープ」の話はものすごく『キツい』。
岩井志麻子のあとがきにも同じようなことが書いてあるのだが。
言葉は悪いが、ただの馬鹿が自分の見栄のために妻子を殺して
自分が自殺する場所を求めて彷徨い、ホテルで自殺。
それだけでも相当迷惑なのに、自分が死ぬまでの記録を
ご丁寧にテープに録音して残したという、実際にあった事件。

こいつ、ただの馬鹿。

本当に、ただの馬鹿。


13の事件がまとめられているので、
短編を読む感覚でパラパラ読めると思います。
通勤中に・・・はいいけど内容がアレだね。

あんま気持ちの良い本じゃないけど、読めば必ず
『あぁ、そんな事件あったなぁ』なんて思い出すものが
1つか2つはあるはず。

少なくとも、出産控えてる妊婦には絶対薦めない本です。
それだけは言っとく。読んで後悔しかたら、わし。
名古屋「臨月妊婦」殺人事件の話が収録されてるからね。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/04/30 12:13 】 | こんな本を読んだ | トラックバック(0) | ▲TOP

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